セミナーの目的

「ゆりかごから墓場まで」発達する人間の健やかな育ちを支えるアタッチメント。ジョン・ボウルビーとメアリー・エインズワースによって確立されたアタッチメント理論は、児童福祉の領域のみならず、人の生きること、そして病むことの支援に関わる人々から、いま大きな注目を向けられています。全国各地ではさまざまな研修会、講演会が行なわれてきました。
しかしながら、安心感にもとづく支援の糸口を与えるその理論を学び、アセスメントの観点を自分のものとし、実践に活かす方法を探すことは、長く時間のかかることです。研修会や講演会で繰り返しアタッチメントについて話すたびに、そのような思いを強くしてきました。
本セミナーはこうした思いから、アタッチメント理論の研究と実践について、これから研究を始める大学院生や、今現在支援に関わっている方々に、分かりやすく現場の実践に則した内容を、我が国の第一人者を始めとする人々によって系統的に提供し、その学習に役立ててもらおうとするものです。本セミナーを通して学びが深まることが日々の支援の手がかりとなり、何より支援を受ける子ども、大人、そして親子の安寧に寄与することを願っています。

参考書籍

アタッチメントについて学ぶうえで参考になる書籍には、以下のようなものがあります。